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『雨滴 小川悦勇詰将棋作品集』出来しました!

232ページの読み応え充分の1冊です。ぜひお求めください。

原著を市島さんの所や安武利太さんの所からダウンロードできるのに、なぜ買うべきなのか?
それは色々理由があります。

  1. 印刷して製本するって結構面倒。タブレットで読むのに慣れている若者はいいかもしれませんけどね。
  2. 読みやすくリライトしてある。もちろん小川さんの了承を得ています。最終確認はしていただけませんでしたが……。
  3. 代表作が何作か改良図に差し替わっている。マニアならこれは見落とせないはずです。
  4. さらに原著発行以降の発表作20作を補遺として収録してある。
  5. 最新版「私のベスト10」など豊富な参考資料がついている。
  6. 原著にはない作品解説がついている。作意だけあれば全部分かるという方には不要ですが。

でも若い方には「小川悦勇」って誰? という方もいらっしゃるかもしれません。
それは次のエントリーで。

詰将棋つくってみた(122) 課題27:不動駒なし

課題27:不動駒のない詰将棋を作ってください。

不動駒とは初形図から終局図に至るまでに一度も動いていない駒のことです。

例題は巨匠の作品をゴロッと並べてみました。

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詰将棋雑談(81) 名言集(3)

田島享央己—ズバッと言うと芸は90%才能です。達者な人は最初から上手い。下手な人はどうやったって下手です。しかし、「魅力」は稽古で鍛えられ、それで上手な人を容易に打ち負かすことが出来るのです。これが正解の無い芸の世界の醍醐味です。
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詰将棋雑談(75) 修正図の発表年月について

小川悦勇『雨滴』を読んでいたらこんな記述があった。
でも、この作品傑作なので、もし初見の方がいらしたら解いてから続きを読んだ方が良い。

小川悦勇『雨滴』第10番 詰パラ 1955.8改

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