詰将棋入門(140) 禁じられた遊び

山田修司「禁じられた遊び」『夢の華』第82番 近代将棋1972.3

この作品は詰将棋雑談(5)で紹介して簡単な解説も書いた。
しかし「雑談」は中級以上の方向け。初級向きの「入門」でも一度はきちんと取り上げておく必要を感じるので再度の登場。あしからずのほど。
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将棋魔方陣について

タイトルを間違えたのはわざとだ。
なぜかというとここ数日「将棋魔方陣」という言葉を検索している方が何人もいて、当然このサイトではヒットしないだろうからわざと間違えておいた。

おそらく二上九段の『将棋魔法陣』について調べたいのだろうと思われる。
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いっこの積木(76)

第5章 7手詰つづき

第4章も終わり。
続いて7手詰の残りを一気に並べていきます。

風みどり 詰パラ1982.3

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風みどりの詰将棋と関係ない話(12) 虚偽記憶

NHKダークサイドミステリーでマクマーティン裁判という番組を観た。
番組自体はちょっと恣意的な造りで感心しなかったが、中で出てきた虚偽記憶という話は興味深い。
どういうことかというと、子どもはそれまで親には「保育園で虐待されたことはなかった」といっていたのに、カウンセリングを受けた後から「虐待された」と言い始めるのだ。
カウンセラーは親には言えなかった事実を引き出した、もしくは抑圧されてきた記憶を呼び覚ましたと主張するが、それは虚偽記憶を植え付けただけではないかというのだ。
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詰将棋雑談(51) 朝霧趣向の元祖

捨て追い趣向の1分野に「朝霧趣向」がある。
これも「煙詰」や「裸玉」同様に、もともとは伊藤看寿の作品につけられた愛称—すなわち固有名詞が一般名詞化したものである。

ところが大塚播州『漫陀楽』を繙いていたら次のような記述にぶつかった。

伊藤看寿『将棋図巧』第6番の解説より

最大限に朝霧手順を演じて見せる朝霧の決定版。朝霧の名でよく知られた作品。だが後発作品である。有名すぎるので、あえて注記しておきたい。

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いっこの積木(75)

第5章 7手詰つづき

第4章も終わり。
続いて7手詰の残りを一気に並べていきます。

風みどり 詰パラ1981.7改

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