「山田康平」タグアーカイブ

詰将棋つくってみた(155) 課題34:スイッチバック

課題33:攻方駒のスイッチバックを含む詰将棋を作ってください。

スイッチバックはチェスプロブレムから輸入された概念です。
ある駒が別の位置に移動して、後に同じルートを通って元の位置に戻ることをいいます。

詰将棋では駒が成って戻ってくる場合とか帰りは同じルートでも途中下車する場合などもスイッチバックと呼んでいるようです。

一体スイッチバックのどこが面白いのか?
これを探るために厳しい条件(その駒はA→B→A以外に動かないとか成っては駄目とか途中下車は駄目とか)をつけようかとも思いましたが、この企画の趣旨はあくまで創作のきっかけを提供することですのでやめました。
唯一残したのが「攻方駒の」という条件です。

なぜこの条件をつけたかというと詰パラでの発表作をみる限り、圧倒的に守備駒のスイッチバックが多いからです。
ところが詰将棋において守備駒のスイッチバックは往々にして翻弄物に発展していってしまいます。
まぁ、話すと長くなるので気が向いたら詰将棋雑談で。

  • 手数制限はありません。
  • 未発表作に限ります。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は9月29日(金)
  • Judgeはspringsさんです

例題を見ていきましょう。

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詰将棋つくってみた(106) 課題22:講評

Judge:借り猫

どう見ても詰んでいるのに、歩を打って詰ませてはダメ、と理不尽な言いがかりを付けるのが打歩禁ルールです。
私が小学生だった頃は、歩の他に香打ち、桂打ちの詰上りも禁じられていました。
田舎は福岡県南部ですが、このルールがどの程度の広がりを以て通用していたのかは不明です。
近所だけの極ローカルルールだったのかも。(笑)

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詰将棋雑談(78) 飛角図式+趣向

橋本哲氏の飛角図式の傑作が修正されたと思われたが残念ながら余詰だった話は飛角図式の傑作が生還に書いた。飛角図式+龍鋸の夢は潰えたが、飛角図式+○○には他にどのような作品があるか復習しよう。
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詰将棋雑談(41) 35角、24桂合の素材

【素材図】
【素材図】は不詰です。
35角に14玉ならば24龍までの3手詰なので、35角には24に間駒を打ちます。
同龍、12玉に間駒を打って、11玉に44角までなので、24の間駒は桂馬に限定されています。

この素材を先人たちはどのように作品にしていったのかを見てみましょう。
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