数回に分けてつみき書店の新刊改訂新版『怒濤』山本昭一詰将棋作品集の紹介をしてきましたが、いよいよ最終回です。
今回は長編作品を紹介します。
続きを読む 改訂新版『怒濤』紹介(4)
詰将棋入門(108)純四桂詰に対応する(?)雑談として、純四桂詰の主要作品を雑談で取り上げる予定だった。
しかし、以前ここがまだ「風みどりの玉手箱」だった時代に1回やったことを思い出してとりやめた。
このエントリーはタイトルだけの下書きのままで4ヶ月眠っていた。
でもよく考えてみれば、前回のエントリーは恐らく添川公司「奇兵隊」の解説を書くための下調べだ。
すなわち、もう10年も前のエントリー。
だったら、もう一度取り上げてもいいだろう。
というわけで本日は純四桂詰をいくつか並べて楽しもう。
続きを読む 詰将棋雑談(50) 純四桂詰
図巧#57の銀鋸。調べてみるとかなりの作品が発表されている。
代表的な作品だけを概観してみよう。
続きを読む 詰将棋雑談(29) 銀鋸追い
昨日,「数日後」と書きましたが,どうせかぶっているのですぐに出すことにしました。
さて図巧#55の銀の回転テーマは,その後どのように展開されていったのかを眺めてみましょう。
続きを読む 詰将棋雑談(28) 玉方銀の一回転
詰将棋入門(45)の古関三雄作をみて、若島正の看寿賞受賞作を思い出した方も多かろう。
といっても若い方も多いと思うので、思い出した作品3つを並べましょう。
続きを読む 詰将棋雑談(13) 双玉図式
余詰=不完全ということですから、余詰の範囲を定めると言うことは詰将棋の定義を定める重要な要素であるわけです。
私が詰め将棋嫌いな大きな理由がまさにこの詰め将棋の定義が難しいことにある・・。
— ぽこ君 (@nekosaikyou) March 1, 2012
こんなツイートみつけました。
続きを読む 詰将棋のルール論争(4) 余詰の禁止(つづき\(^3\))
もう世間では1月号が出回っているらしい。
いまさらだが12月号について。
それにしても、雑誌の類は定期購読の読者には一般書店に並ぶより早く届くのが普通だ。
週刊将棋だって火曜には届くし、将棋世界だってもう来月号が昨日届いていた。
なんでパラだけ逆なんだろう?
理由を想像してみる。
ん~、どれだろう。
おぉ、橋本樹さんがいる。
岩崎さんが初入選?
おぉ斎藤仁士さんもいる。
みるとかわいらしい作品もちらほら。
発表のスペースを考えてのことだろうけれど、50と制限しなくても大丈夫なんじゃないかなぁ。
最近、大学院のことがネットでも話題にならない。
おかしいなぁ。質は落ちていないどころか、添川公司の連続登場で大騒ぎになっても良いのだが。
その添川公司がとうとうやさ院にまで登場してしまった。
もちろん、「やさ院」向けの投稿だったのである。
あ、もしかしてここで「剥がし作品」を募集したのに応えてくれたのだろうか。
そうだ、そろそろ2013年6月号のやさ院向けの作品を募集しなくては。
Tweet私の仕事は基本、3年で1サイクルなので、今年が忙しくなるのはわかっていた。
特に、この11月から1月が厳しい。
なので2年で担当を終える予定だったが、ちと延びてしまった。
原稿を落としたりせずに、無事に務め終えたいものだ。
12月号はなんとか乗り切った。
しかし若い頃と違って、瞬発力も衰えたし、無理がきかなくなってきた。
ベテランの小ずるさを発揮して凌ぐしかない。
解答から始めて創作も復活されたようで素晴しいです。飯尾さん。
つい先日も角さんのライブでご一緒しました。
思ったより簡単に解けたので手元の「詰将棋道場」をめくってみた。
あれれ?180問しかない。おかしいなと思ったら、手元にあったのは「詰将棋道場挑戦編」でした。
勝浦先生の詰将棋、よく推敲されていて好きなんですけれど、作品集のタイトルも装丁も凄く似たり寄ったりで
同じものを間違えて買ったり、ずっと買い損ねていたり。
マイコミさん。ちょっと買う人の身になって考えて欲しいものです。
どの頁も面白そうな作品が並んでいる。
今月は少しは解かなくてはだな。
特に、大学が面白そう。
(解けないじゃん)
短大芹田さんの「蟻銀」が話題を集めている。
「成銀」と打ちたかったのを「n」を跳ばしてしまったのでしょうね。
柿木のkifファイルで送稿しているのに、図面は結局手作業で入力しているようです。
ですから、校正で歩が足りなかったりすることがあるので、慎重にチェックする必要があります。
編集部が組版に何を使っているのかは知りませんが、どなたか棋譜ファイルから自動で変換するマクロを書いてあげて欲しいものです。
編集部にも担当者にも、そしてなにより図面の誤植がなくなれば解答者にも作家にも皆に感謝されます。
本当にどなたかお願いします。
もちろん大学院も期末に相応しいラインナップだ。
海老原辰夫さんは大好きな作家だが、まさか大院に投稿を貰えるとは思っていなかった。
解答者の皆さんも海老原さんが大院に登場するとは驚いたはずだ。
でも、あまりネット上でも話題になっていないな~。なぜだろう?
馬屋原さんは本領発揮の記録狙い。
手数はちと長いが手順もロジックも明快なのでたくさん解答が集まる予定。
長篇初挑戦という方はまず院14からどうぞ。
2012年下半期の殿は添川さん。
テーマは駒を動かしていけば直ぐわかるはず。
随分久しぶりに見る趣向だ。
この趣向で新作を仕上げるのにどんな工夫を凝らすか。
なるほど流石は添川公司と納得するはずだ。
要するに今月も大学院は抜群に面白いのでお見逃しなく!
実はゆっくりパラを開いたのはやっと今。
なのでやっと気がついた。
どれも難しそうだが、手を付けるだけは付けてみよう。
今月は書きすぎ。かつての首さんでさえも13頁も書いていないのではないか?
もしかしたら新記録?
9手目あたりからどこかで見た記憶があるのだけれど見つからない。
類作無ければいい感じ。
文章もいいですねぇ。
一銭にもならないことに子供のように夢中になれる時間ほど、贅沢なものはない。
P11。
下半期は大学院の出題が5題増えるから、720点満点の間違いですよ~。
三輪さんお待たせしました。
やっと登場です。
大学院でこんな特集が組めるなんて滅多にあることでありません。
ただ苦手分野なので解説は今から頭痛いなぁ。
隣の大学の特集も凄いですね。
若手の活躍が嬉しいなぁ。
宮原さんなんてP14から大学院を除いてP19まで毎頁に名前が出ている。
凄いですねぇ。
やさ院で人気抜群の菅野哲郎特集。
撰題は随分前に出来ていたのだけれどなかなか頁がもらえなかった。
全国大会で水上社長と直接交渉してやっと実現。
でも考えてみると出題は簡単だけど結果稿が大変そうだなぁ。
どなたか手伝ってやろうという方、いませんか?
山本昭一さんの「二人三脚」はオイラも大好きな作品です。
詰将棋劇場に書いていた時は47歩だったのですが、「と」に変えたのですね。
そういえばオイラもこれをパクって、飛車でやろうと試みたことがありましたっけ。
作っている途中で七條兼三が既に発表していることを知り没にしました。
それとも余詰が消えなかったんだったっけかな?
最近、自分の脳に不信感抱くことが増えてきたなぁ。
あれれ?
勿体ないから解答募集や解説もつけるという話は消えてしまったのかな?
まぁ、今月号は長篇が多いから大変ですが。
「妖精2」の改作図は今は無き「詰将棋について語る掲示板」で見た記憶有り。
懐かしいです。
あの感動した「埠頭を渡る風」の改作図はでていないですね。
ネット発表だけで終わらせるのかな。
「おじさん図鑑」オイラも買いました。
ちーっとも面白くない本でした。
なんだか久しぶりに芹田さんの作品を解けた気がする。
もういつも解答選手権で痛い目に遭っているので芹田・谷口ときたら解ける気がしない。
この作品は桂馬の使いどころが此処しかないので解いてみようかなと挑戦した。
表紙の言葉(表2だけど)で、詰将棋の会合に若者が居ないと嘆いている。
そういえばオイラが高校2年の時、詰将棋に出会って、田宮さんの詰朗会に出かけたら小中学生から大学生が主体だったけな。利波さんは半ズボンだったし。
でも自分から足を運んだんではなくて、最初は原敏彦さんに誘ってもらったんだった。ヤン詰への投稿から住所を調べたんだろうな。
詰棋ストは人見知りする子が多いから、最初は手紙でもメールでもいいから誘ってあげる方が集まってくると思うなぁ。
あと「著名作家と知り合えるチャンス」とあったけど、それがある意味、怖いような気がする。
例えになっているか解らないけど、パズル懇話会とか興味あっても、雲の上の人たちの集まりでとても自分のごとき一般人は場違いだからとても参加はできないなと思うではないですか。
詰朗会は参加できても詰将棋研究会はとても無理という感じ?
今だったら、詰工房は(飲み会だけなら)参加できても、たま研は敷居が高いなという感じかなぁ。
「ある酔っぱらいのオッサン」だけではどなたのことだかわからないでしょうか。
詰将棋界では通じるかなと思って使ったのですが、関東周辺でしか通じないかもしれない。
でも、今年の秋には神戸でその方の実態が明らかになり、関西のみならず、世界的に通じるようになると予想されます。
だから、このままでいいや。
大学が見ただけで恐ろしげなラインアップなので、みなさん大学院まで回ってこないかなぁ。
今月は手数は長いけれど、大学院の方がずっとずっと易しいので大学より先に手をつけてくださいませ。
中出慶一作はタイトルを見ただけで作意が解るという解答者フレンドリーな作品。
でも、氏の長篇では代表作になるのではないかと思える仕上がりです。
添川公司作は若々しい作品。デビュー当時これくらいの手数の作品を連発していたなぁと懐かしく思いました。
実はこの作品は今村修さんの作品と並べたいと思いました。
そこで今村さんに投稿依頼しようとしたのですが、残念ながら連絡が取れず。
夢は実現しませんでした。
同人入りおめでとうございます。
こつこつと38年間、駄作を積み重ねてのこの同人入りがある意味でパラ会員の励みになっていただければよいと思っている。
いい文章です。オイラも来年から同人目指して創作を再開しよう。
作品も気負いが全くない易しい作品。
解答送らなくては。
5月号なのに凄いですね。
「大学院の氾濫」を撰題して送ってあるのに、掲載されないわけだ。
安武さんの「天国旅行」の右上になぜかXが…。見落としました。
図面を移動してきたら手順のブロックが分断されるなんて夢にも思わなかった。オイラの失敗です。
パラ編集部は組版に何を使っているんだろう。
あまり構造的なソフトでないことは確か。どうも手作業が介在しているようだ。
そのことはある程度理解していたので、図面は柿木のファイルで入稿しているのだけれど、いつもしっかりチェックしています。
それなのに、今回のXは思考外の着手でした。参りました。
まぁ、誤植はともかく。
例によって紙面が足りなくて参考図を紹介できていない。
それだったら「詰上がり図」を省けばいいという意見もあるだろうが、曲詰の結果稿で詰上がり図がないのはありえないというのがオイラの持論。
煙詰は曲詰の一種なので詰上がり図は省略できんのです。
というわけで、突然ですが、ここに貼っておきます。
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