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詰将棋雑談(85) 誤解者多数

詰将棋つくってみたの課題24が罠のある詰将棋ということで、ちょっと雑談をしよう。

まず誤解者が解答発表をみての反応には大きく二通りあると思われる。

  • おぉ! そうだったのか。やられたぁ。これは素晴らしい!
  • あれ? ちゃんと詰ましたのになんで誤解なんだヨ!

作家は当然ながら上の反応をめざした創作をしなくてはならない。

下の反応は変別がらみででてくる誤解だ。これは避けられない場合もあるが……。

筆者は昔、誤解狙いで「変化曲詰」という創作を試みたことがある。
つまり一見曲詰なのだが、実は捨合をすると長くなり駒は余らないが曲詰にはならない。
想定される読者の反応は次のようなものだろう。

あれ?ここで間駒すると手数かかるみたいだけれど、まぁ曲詰が作意だよね。
(解答発表をみて)
なに?俺が誤解だって。
気を遣って曲詰になるように解答してやったのに、なんて仕打ちだ。
もうこの作者のアンチになってやる。

投稿は見合わせました。わざわざ評判を落としては作品を発表する意味がない。

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詰将棋雑談(64) 無仕掛長篇

詰将棋入門(163)で三代伊藤宗看の無仕掛長篇作品を紹介した。
無論、当時は無仕掛図式で61手も掛かる作品は雲に頭を突っ込んでいるような巨塔だったが、現代ではこの条件でさらに長手数な作品も存在する。

その中から本日は3局を並べてみよう。

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