「1_詰将棋」カテゴリーアーカイブ

詰将棋の特徴

詰将棋の特徴は王手義務の存在だ。

この特徴のお陰で作者は解答者の解き筋をかなりコントロールすることができる。
クロスワードパズルやジグソーパズルと比べてみればその差は歴然だろう。
解答者は好きなところから解くことができる。
他のパズルでも入り口を狭くすることである程度可能だが、詰将棋はそれが格段に楽だ。

つまり詰将棋はかなり紙芝居に近いパズルだ。
王手が一つしか無ければ誰でも解ける詰将棋が完成する。(現在の記録作は詰棋猫「ダイアモンド」55手)
つまり解き味を演出することが可能だ。

最初は易しく初めて段々難しくなりクライマックスを迎えて終了とか、初めに山がありそこを越せば余韻を楽しむなだらかな下り坂だとか。
スイスイ進めさせておいて実は途中で罠が仕掛けられているとか。

詰将棋つくってみた(122) 課題27:不動駒なし

課題27:不動駒のない詰将棋を作ってください。

不動駒とは初形図から終局図に至るまでに一度も動いていない駒のことです。

例題は巨匠の作品をゴロッと並べてみました。

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詰将棋つくってみた(121) 課題26:解答募集

課題26への投稿ありがとうございました。
打歩テーマも3回目ということもあってか、また余詰もあり、今月は7作です。
(お手頃な数ともいえます(^^))

どうぞ数多くの解答をお願い申し上げます。

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:2月16日(木)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:1名様に粗品進呈。

印刷用pdfつくりました⇒課題26.pdf
a4両面印刷で持ち運びしやすいサイズになります。

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将棋タイムのテスト

鈴川さんに教えてもらった将棋盤。
スマホで見てもOKなら、これからはこちらを使ってみる。

図面は昔、金頭桂でつくってみたもの。

駒音がする。
これって消せないのかな?

消せたみたいだ。

PCだと問題ない大きさだが、スマホだとちょっと大きいみたい。
これはどうにかなるのかな。

いっこの積木(171)

第8章 短篇後期(13手~17手詰)

短編後期–詰パラでの分類だと「高等学校」にあたる作品です。将棋世界の詰将棋サロンの中・上級ですね。
いよいよ最終章。そのあとは落穂拾いです。

風みどり 風みどりの玉手箱2001.7.26改

  • 感想を貰えたら喜びます。
  • その感想は作品集に収録させていただく可能性があります。
  • 正解はこの下にあります。
  • 正解を見ての感想も歓迎です。

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詰将棋の魅力を語ろう

将棋の練習に取り組んだり、純粋にパズルとして楽しむために詰将棋に取り組んでいるうちに、ひとは詰将棋の魅力に気づく。

もちろんその魅力は感じる人ひとりひとり異なるものだろう。

それを皆さん言語化してくれないかなぁ。
すると少しずつでも詰将棋ファンが増えてくると思うんだな。

詰将棋つくってみた

詰将棋つくってみたの運営方針をなやみちう。
そもそも創作をはじめてみようという方が作図の切掛になるように課題を設けた。
そしてそれらの課題の中から、自分の好きな創作テーマを思いつく、そういう刺激になったら嬉しいなと考えていた。
でも最近ちょっと課題が難しくなってきたような気がする。