「1_詰将棋」カテゴリーアーカイブ

長編詰将棋の世界(24) やけくそ中合と馬鋸

2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。

選題の言葉(2010.12)

 一年て実に早いものですね。忙しい師走はやさ院で和んでください。
 前回のやさ院は300手近い大作を出題してしまったが、今回は正真正銘の「やさしい」大学院。多数の解答を待っています。非手数順です。ご不審なきよう。
 広瀬作はまさにコロンブスの卵。桂合がないことは初形を見れば明らかですね。
 中出作は前半はちと考えさせられますが、後半は爽快なドライブが楽しめます。
 佐藤作は歩図式で手数も一番短いが、合駒の綾もあり、ちと手応えあり。しかし作意は明確なので慣れた人には簡単なはず。
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詰将棋創作チョー入門(29) それでは特訓の始まりだ(4)

この連載は余詰の検討に柿木将棋をツールとして使用していきます。購入方法・インストールの仕方は第1回。基本的な使い方は第2回を参照してください。

 そろそろまたやりたくなってきました。秋といえば祭ですから。

三手詰祭の第4回を開催することにしました。

 詰将棋を作る楽しみを知っていただく切掛になれば幸いです。

チョー入門課題
作意の詰上りで王手駒が玉に接していない3手詰を10局以上作ってください。

 今までの課題は1手目に関するものでしたので、今回は3手目に制限をつけてみました。三手詰だから最終手にもこだわってくださいということです。

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いっこの積木(159)

第7章 短篇前期(9手~11手詰)

短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。

風みどり 未発表?

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詰将棋つくってみた(106) 課題22:講評

Judge:借り猫

どう見ても詰んでいるのに、歩を打って詰ませてはダメ、と理不尽な言いがかりを付けるのが打歩禁ルールです。
私が小学生だった頃は、歩の他に香打ち、桂打ちの詰上りも禁じられていました。
田舎は福岡県南部ですが、このルールがどの程度の広がりを以て通用していたのかは不明です。
近所だけの極ローカルルールだったのかも。(笑)

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詰将棋つくってみた(105) 課題22:結果発表

課題22:打歩詰の局面を回避する詰将棋を作ってください。

投稿作は14作とわりとお手頃の数でした。
しかし回答数は振るわず9名でした。
「少ない」とtweetすると送ってくださる。ありがたいことです。

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詰将棋創作チョー入門(28) 2手逆算してみよう結果発表

[懸賞出題] 2手逆算してみようの結果発表です。
出題は創作初級以上を対象でしたが初級コースへの解答は1通もありませんでした。
結果発表は推敲の考え方や実装のテクニックなど勉強になると思いますので、「詰将棋創作チョー入門」に組み込むことにしました。

課題は次の図を改良してくださいというものでした。

金田秀信 詰棋界1953.7

25銀打、同桂、23銀不成、同飛、26桂、24玉、34金
まで7手詰

課題1:26桂を捨駒にしてください。
課題2:大駒捨てを入れて9手詰にしてください。
創作初心者の方は課題1、課題2をそれぞれ別々に実現してください。
中級者以上の方は2つの課題を同時に実現させてください。

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いっこの積木(158)

第7章 短篇前期(9手~11手詰)

短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。

風みどり 隊友 1980.12

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