「1_詰将棋」カテゴリーアーカイブ

詰将棋つくってみた(85) 課題19:変化を活用した作品一桁手数縛り

課題19:変化を活用した詰将棋を作ってください。ただし手数は一桁でお願いします。

つみき書店の課題は、創作を志す人々に作図の切掛を提供することにあります。
Judgeの方にも「課題を如何に高度にクリアしかた」ではなく「詰将棋として好きな作品」を選んでくださるようにお願いしています。
なので毎回ゆるーい課題が多いのですが、今回の課題はかなり条件が厳しいかもしれません(あくまで当社比)。

「変化を活用」という言葉をどう解釈するか、かなり自由度があります。たくさんの応募をお待ちしています。

  • 未発表作に限ります。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は6月29日(水)
  • Judgeはシナトラさんです

続きを読む 詰将棋つくってみた(85) 課題19:変化を活用した作品一桁手数縛り

詰将棋つくってみた(84) 課題18:解答募集

課題18への投稿ありがとうございました。
余詰等をオミットしても32作の出題です。
ものぐさなんで記録は取っていませんが、おそらく今までで最多の出題数でしょう。

Judgeの馬屋原さんは数が多くて申し訳ありませんが、これも馬屋原人気の結果ですので頑張ってください。

今回は打歩詰打開という課題。すなわち途中で打歩詰の局面が登場します。
比較的楽しめる作品が多いのでほっとしています。
是非多くの解答応募をお待ちしています。

また新しい作者が増えたのがとてもうれしいです。
余詰のため初登場が適わなかった方もいらっしゃいます。
是非次回も投稿をお待ちしています。

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:6月16日(木)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:1名様に粗品進呈。1名様に将棋世界7月号進呈(持っていない方は明記してください)。

印刷用pdfつくりました⇒課題18.pdf

続きを読む 詰将棋つくってみた(84) 課題18:解答募集

デザインを駆使して

writer:自在 流

 詰将棋は他のパズルと同様に、たいてい一度解かれるとその役目を終えますが、デザインを駆使して、書やタイポグラフィの作品として、ポスターのように壁面展示するなどして、新たな命が宿る可能性はないか、と考えたことがあります。
続きを読む デザインを駆使して

いっこの積木(141)

第7章 短篇前期(9手~11手詰)

新しい章に入る。
終わりも近づいてきた。
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。

風みどり 詰パラ1981.3

一頃「不動玉打捨てもの」というちょっと捻くれた作品を狙って作っていた。
捨駒は打ち捨てより捌き捨ての方が印象が良い。
不動玉にも何の意味もない。
そういう世間の評価に逆らっていきたい年頃って誰にもある……よね。

その中でも本作はもっとも好評を得ることができた。
同じ物を90度回転させて作ったものは不評だった。

人の心を動かす要素というのは本当に微妙なものなのだと学んだ作品だ。

  • 感想を貰えたら喜びます。
  • その感想は作品集に収録させていただく可能性があります。
  • 正解はこの下にあります。
  • 正解を見ての感想も歓迎です。

続きを読む いっこの積木(141)

長編詰将棋の世界(5) 5枚の桂馬を華麗に捌く

2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。
作意・変化は棋譜ファイルをダウンロードしていただくことにして省略します。
短評は詰パラ掲載時より増量します。(名前は伏せません(^^))
解説文は元に戻したり、削ったり、増やしたりする予定。

選題の言葉 (2010.03)

 聴講生を募集します。大学院が短大や大学より易しいのは事実。だが大学院は、解いて楽しむ方より、読んで並べて愉しむ方が多いのも現実だ。しかし一人で並べているだけでは勿体無い。この詰将棋と言う玩具、茶の湯や歌仙といった遊びと共通する所があるように思う。出題者と解答者が共同作業で芸術的な時空を創りだすという点である。下手でも上手でも参加すると言うことが必須なのだ。あとからログを眺めても本当の面白さは理解しえない。いやなに、聴講生と言っても面倒なことをしようと言うのではない。解答を読んでからでもいいので、感想や疑問をお寄せくださいと言うことなのだ。
 中筋作。収束キズあり。しかし内容は満足頂ける筈。菅野若島作。易しいがうっかりにご注意あれ。

確か1人も聴講生の応募者は居ませんでした(T_T)

中筋俊裕 詰パラ2010.3


棋譜ファイル

続きを読む 長編詰将棋の世界(5) 5枚の桂馬を華麗に捌く

[定期] 不要な詰棋書売ってください

 詰棋書紹介という連載は100で停まっている。
 ベスト100とかを意識した訳ではなく、無計画に書いていって、あ100で区切りいいからここまでで休もうと思っただけのこと。紹介したい本はまだまだあったのだけど、読み込みが足りていないという事情もあった。

 昔は詰棋書が手に入ったら、何度も読んだし、盤に並べて鑑賞した。(解いたのは僅か)
最近は入手しても1回ざっと読んで終わりと言うことも多い。Kindle版の本は最後まで読み通すのも困難だ。

 そしてもう一つの理由は、紹介できるくらい読み込んだ本もまだまだあるが、それらはとても入手が難しい。既に紹介した本でも入手困難な本はたくさんある。書いているうちに、手に入らない本を紹介するって、ただのモチモノ自慢になっちゃっているのではないかという気もしてきたのだ。

 逆に開き直って「入手困難な詰棋書紹介」という連載を始めてみようか(^^;


 物の価値は持っている人がどう感じるかです。

 もう自分にとって価値が下がってきた詰棋書があったら、もっとその本に対して価値を感じる方に譲りませんか。

 ヤフオクやメルカリで販売すれば高く売れるでしょうが、けっこう面倒です。つみき書店は買取り価格は安いですが、簡単ですよ。excelなどで一覧表を作ってメールしてくだされば、見積価格をお返事します。喫煙者かどうかもご記入ください。