課題17:九手詰を創ってください。
今回の課題は九手詰。
手数課題は3手・5手・7手ときましたが、これで最後にする予定です。
もちろんこの企画のメインターゲットである創作若葉マークの方は9手詰であれば条件クリアです。
中堅・ベテランの方には9手が必要十分であるような表現を期待します。
- 未発表作に限ります。
- 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com。
- 締切は4月29日(金)
- Judgeは松田圭市さんです
課題17:九手詰を創ってください。
今回の課題は九手詰。
手数課題は3手・5手・7手ときましたが、これで最後にする予定です。
もちろんこの企画のメインターゲットである創作若葉マークの方は9手詰であれば条件クリアです。
中堅・ベテランの方には9手が必要十分であるような表現を期待します。
課題16へのたくさんの投稿ありがとうございました。
なんと27作もの投稿をいただきました。
余詰等をオミットして20作の出題です。
今回は作者数がいつも以上に多くて嬉しいです。
新しい方の名前もあります。とても嬉しいです。
いつも通り手数順に並べてありますが、決して易しい順ではありません。
易しそうな作品から手を付けるのが良いかもしれません。
是非多くの解答応募をお待ちしています。
印刷用pdfつくりました⇒課題16.pdf
Tweetつみき書店の認知度をあげるために、2年間毎日19:00に更新を続けてきました。
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新しい章に入る。
終わりも近づいてきた。
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
前回登場したアテネのアイギス(神楯)には中央に醜い顔がある。
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ『メドゥーサ』(1595-1596年頃) ウフィツィ美術館所蔵
レオナルド・ダ・ヴィンチ『メドゥーサの頭部』(1600年) ウフィツィ美術館所蔵
これは装飾品ではなく、アテネの援助によってペルセウスが退治したメデューサの首である。
続きを読む 風みどりの詰将棋と関係ない話(34) 見た者を凍り付かすメデューサは美人だった
新しい章に入る。
終わりも近づいてきた。
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
タイトルの9手詰を紹介する前に、作者の別の作品をまずは解いてみたいただきたい。7手詰と11手詰である。
正解は末尾に動く将棋盤を置いてあるが、おそらくさほど苦労せずに解けたのではなかろうか。
7手詰は取れる銀を動かしてから捨てる筋。
11手詰は13金から24金と捨てる複合捨駒が狙いの、いずれも教科書通りの正統的な作品だ。
山本進は詰パラには作品を投じていないようだが、近代将棋や将棋世界ではこの頃、名前を見ない月はないような多産な作家だ。
発表作はいずれも上記2作のような気軽に楽しめる作風だった。
そして谷川名人も悩ませたという9手詰が発表された。
9手詰である。
続きを読む 詰将棋入門(195) 難解9手詰