風みどりの詰将棋と関係ない話(39) 因数分解の問題(中学3年生向け)

\(x^2+2x-15\)を因数分解しなさい。
ただし公式Iは使わないこと。

金さん これはやけに簡単。
かけて\(-15\),たして\(+2\)になるのは\(-3\)と\(+5\)だから
\((x-3)(x+5)\)

銀さん 問題をよく読まないと。公式Iは使っちゃ駄目と書いてあるよ。

金さん えっ、でもこれは公式を使って解く問題でしょ。

銀さん うーん。確かに。

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いっこの積木(145)

第7章 短篇前期(9手~11手詰)

短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。

風みどり 読売新聞(西部版)1996.10.2

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長編詰将棋の世界(9) \(岡田秋葭\times2\)

2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。

選題の言葉 (2010.04)

 3月号で聴講生募集をしたら、少しずつ反応が増えてきて嬉しい。
当初は作者に全短評と同時に聴講生の声もつけて送るつもりだった。でも、それだけではもったいない気がしてきた。しかし院の結果稿に割り当てられた四頁では今でも狭くて四苦八苦している現状。そこで、かつて短大の石黒さんがやっていたようにウェブ上で公開することを検討している。まだ編集部の了解を得ていないのですが、自分の短評はウェブ公開してもらっては困るという方はその旨書き添えてください。
 前期の締めはベテラン二人の競演。摩利作は手の付け方が閃けば軽快に手が進みます。添川作。前号の同氏作より手数は長いが易しいです。

こう書いてから10年……あっという間にたってしまいました。編集部の了解は得ています。

摩利支天「秋のIndication」詰パラ2010.5


棋譜ファイル

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