伊藤看寿 『将棋図巧』第36番 1755.3
現代ルールで割り切れている13手の短篇。
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Tweet伊藤看寿の比較的易しい作品が続いたが、本作は非常に難解。
解決の鍵を見つけるのが至難である。
さらに序盤の変化が複雑で狙いの局面に辿り着くことも難しい。
有名な作品。
「朝霧」のタイトルは作者がつけたものではなく,後世の人がつけたとのこと。
この後世の人の功績は大きい。
「図巧6番」ではピンと来なくても「朝霧」といえば,「ああ,あの作品か」とわかる。
話題にのぼる作品にはタイトルをつけてくれるとありがたい。
本作品は81手と長編だが趣向に入ってしまえばスイスイ解けるので,本作を解いて「『図巧』の長編を解いた!」と言ってみてはいかが?
Tweet手が狭いので非常に易しい。この作品で「俺も看寿を解いた!」と言えるようになろう。
続きを読む 詰将棋入門(69) 『将棋図巧』第5番