第7章 短篇前期(9手~11手詰)
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。
風みどり 読売西部版1996.9.30
そう、詰上りは例の形です。
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短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。
そう、詰上りは例の形です。
小西逸生といえば解答者心理を的確に読みきった職人芸の短編手筋物がもう芸術の域に達している作家だ。
しかし実は芸域はもっと広い。いくつか作品を紹介していきたい。
続きを読む 詰将棋入門(212) もう一マス遠くから
※この連載は風みどりが1題ずつ高木秀次作品集『千早城』(1993)を読んでいくものです。
持駒が多くて苦手なタイプのようだ。
そろそろ自力で解くのは諦めて柿木将棋で鑑賞する頃合いか。
いやいや、それでもまずは自分で考えてからでないと作品のポイントが分らない場合がある。
……と、取り組んでみたら案外あっさり解決した。
初見の方はぜひ挑戦を。
続きを読む 高木秀次『千早城』に登る(14)
スマホでつみき書店を閲覧するとこんな風に「安全ではありません」がでてきます。
続きを読む 業務連絡:「安全ではありません」が気になる方へ
『三百人一局集』で畠山広吉が次のように書いている。
詰パラ50号記念の50局選に(だと思いますがはっきりしません)応募した作が「盗作?」「真実は本人のみぞ知る」などの評をいただき、余りにも偶然のことにショックも大きく、其の後は創作嫌悪症となり未投稿の作品6,70局も全部焼き捨てました。
70作といえば数十時間いやおそらく優に百時間以上をつぎ込んだはず。
そのような自作を焼き捨ててしまうなんて……読んでいるだけで心が痛む。
一体どんな解説だったのだろう?
夏休みになりました。
昨年つくった小冊子『夏休みの自由研究2021』もすべて配布しつくしました。
今年もやります!
詰将棋に関する自由研究を募集します
今年も全国大会は中止になりましたが、あちこちで配布したり、つみき書店で本を購入してくださった方にオマケでつける予定です。
さらに細かい注意。
この連載は余詰の検討に柿木将棋をツールとして使用していきます。購入方法・インストールの仕方は第1回。基本的な使い方は第2回を参照してください。
そろそろまたやりたくなってきました。夏といえば祭ですから。
三手詰祭の第3回を開催することにしました。
詰将棋を作る楽しみを知っていただく切掛になれば幸いです。
チョー入門課題
☗○○▲、☖同○、☗○○■まで3手詰
ただし初手に捨てる▲は小駒!
のタイプの3手詰を10局以上作ってください。
要は「飛角以外を捨てる3手詰」です。
続きを読む 詰将棋創作チョー入門(21) それでは特訓の始まりだ(3)
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。
久しぶりに出自が明らかな子が登場です。
LPSAの『日めくり詰め将棋カレンダー』向けに作った図です。
苦手な右上\(4\times4\)に収めましたが手順は完全に既製品。
でも柳田さんが「この駒数で収まったならOK!」と収録されることになりましたとさ。