つづきです。
今日は最後までいけるかな!?
続きを読む 詰将棋つくってみた(150) 課題31:結果発表(最終回)
Tweet課題31への投稿ありがとうございました。
今回の課題は「持駒趣向」でした。
何人もの方から大量投稿をいただいて、今回はかなりボリューミーになりました。
どうぞ数多くの解答をお願い申し上げます。
印刷用pdfつくりました⇒課題31.pdf
a4両面印刷で持ち運びしやすいサイズになります。
続きを読む 詰将棋つくってみた(144) 課題31:解答募集
Tweet2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。
在庫の中で最も多いのが馬鋸作品だ。
馬鋸は仕掛けが比較的簡単でバリエーションも多いということがその理由だろう。アレンジしやすいのだ。
解答者の人気も高い。無駄合について甘く理解されるのも、馬の雄大な動きが人気だからと理解している。
しかし馬鋸作品もすでに数が非常に多い。誰もがこれは新鮮だと目を見張る作品を創るのは厳しくなってきた。
今月はそんな閉塞的な状況を打開すべく期待の若手二人が立ち上がる。新鮮味を求めるアプローチの方向がまったく違う所が見物だ。
いずれも作者の工夫が解れば収束は平易であるので、多数の解答を期待しています。
[懸賞出題] 2手逆算してみようの結果発表です。
出題は創作初級以上を対象でしたが初級コースへの解答は1通もありませんでした。
結果発表は推敲の考え方や実装のテクニックなど勉強になると思いますので、「詰将棋創作チョー入門」に組み込むことにしました。
課題は次の図を改良してくださいというものでした。
25銀打、同桂、23銀不成、同飛、26桂、24玉、34金
まで7手詰
課題1:26桂を捨駒にしてください。
課題2:大駒捨てを入れて9手詰にしてください。
創作初心者の方は課題1、課題2をそれぞれ別々に実現してください。
中級者以上の方は2つの課題を同時に実現させてください。
続きを読む 詰将棋創作チョー入門(28) 2手逆算してみよう結果発表
TweetJudge:吉松智明
「清涼詰」の定義は「詰上り攻め方2枚」という至ってシンプルなもので、無駄が無く、スッキリした詰上りに爽快感が味わえます。
もちろん詰上りだけでなく、そこに至る駒捌きの気持ちよさも感じられる作品でれば言うことはありません。
また作品募集では「逆算という作図技術の修練」にも触れられています。
そういったことを念頭に投稿作へのコメントをさせていただきます。
続きを読む 詰将棋つくってみた(97) 課題20:講評
課題20:詰上り攻方駒2枚の詰将棋を作ってください。
投稿作も割と少なめでしたが、解答はもっと少なかったです。
これではこの辺鄙なサイトに投稿してくれる作家はいなくなってしまいます。
作品投稿・解答応募での参加をよろしくお願い申し上げます。
2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。
「最長手数記録ですか」という言葉をよく見かける。その作品の狙いと長手数であることが密接な関係ならばわかる。が、どうもそうとは限らない。
手数が長い方が高級な詰将棋。そう思い込んでいるのは、どうも初心者だけではないようだ。
このような風潮が続くと。そのうち「双方不成の長手数記録作です」なんて投稿でも来るのではないかと心配だ。
計測可能な「量」にばかり目がいくと、「質」を語る言葉が痩せ衰えてしまわないか。
今月の2作は長手数記録作ではありません(たぶん)。でも絶対に面白い。解かないと、ソンです。
後期は期待の若手二人で華やかに幕開けすることができて最高に幸せ。
棋譜ファイル
続きを読む 長編詰将棋の世界(14) 府中を4周半
課題20への投稿ありがとうございました。
逆算という技術を必要とする課題で、初めての方は苦労されたことと思います。
今回も新しい方が登場してくれました。うれしいです。
解答で応援よろしくお願いします。
1作、100手を超える作品があります。解答するのが大変なのでこの作品だけ解答方法を変えます。下の要項をお読みください。
手数順に並べていますが、決して易しい順ではありません。(14番はさすがに難しいですが……)
解けたものだけでも解答よろしくお願いします。
印刷用pdfつくりました⇒課題20.pdf
TweetJudge:シナトラ(藤原俊雅)
12人の作家による21作品が集まった今回の作品展は、テーマ・表現の両面で非常に多様であり、水準も高かった。「変化を利用した一桁手数」は未開拓の部分が多く残る分野のため、はっきりとした評価基準は存在しない。その影響で選評が長く、初心者向けではないものになってしまったことを謝罪する(本来批評とは簡潔かつ明瞭なものだというのが私の考えだ)。なお、文中に何度も「本手順」という表現が登場するが、これは「作意」とは異なる意味だ。本手順+変化順=作意順(作者の意図した手順全体)と考えて読んでいただきたい。また、変同利用の作品に対して鑑賞の手助けとなるように「プロブレム的表記法」を用いることがある。これは作者の意図した変化を全て並列的に書くというもので、第1番にこれを適用すれば、49金、同銀成/同銀生、38飛/57角まで、という具合になる。
続きを読む 詰将棋つくってみた(93) 課題19:講評