詰将棋つくってみた(84) 課題18:解答募集

課題18への投稿ありがとうございました。
余詰等をオミットしても32作の出題です。
ものぐさなんで記録は取っていませんが、おそらく今までで最多の出題数でしょう。

Judgeの馬屋原さんは数が多くて申し訳ありませんが、これも馬屋原人気の結果ですので頑張ってください。

今回は打歩詰打開という課題。すなわち途中で打歩詰の局面が登場します。
比較的楽しめる作品が多いのでほっとしています。
是非多くの解答応募をお待ちしています。

また新しい作者が増えたのがとてもうれしいです。
余詰のため初登場が適わなかった方もいらっしゃいます。
是非次回も投稿をお待ちしています。

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:6月16日(木)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:1名様に粗品進呈。1名様に将棋世界7月号進呈(持っていない方は明記してください)。

印刷用pdfつくりました⇒課題18.pdf

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デザインを駆使して

writer:自在 流

 詰将棋は他のパズルと同様に、たいてい一度解かれるとその役目を終えますが、デザインを駆使して、書やタイポグラフィの作品として、ポスターのように壁面展示するなどして、新たな命が宿る可能性はないか、と考えたことがあります。
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投稿作の採用期限について(下)

 さて頼まれてもいないのにこういう提言を書くというのを世間では大きなお世話と言います。
 まぁ、これは土日ネタなんで。

採用期限を書かない

 これが一番単純な解決法でしょうか。
 出来ないことは書かない。当たり前のことですね。

 将棋世界の現状は及川先生の誠実な人柄を表現していることは間違いありませんが、矛盾していることもまた確かなのです。
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投稿作の採用期限について(上)

詰パラは

投稿後1年経過しても掲載されない場合は不採用です。

将棋世界は

投稿後、半年以内に掲載されない場合は、不採用となります。

と明記してある。

しかしご存知のように(?)詰パラでは1年経過したあとに採用されることもあり、時折投稿規定を信じた作家が二重投稿で辛い思いをすることがある。
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風みどりの詰将棋と関係ない話(37) 担々麺

 今日はむちゃくちゃローカルな話になるのでよろしく。

 亀有に数年前に●●という担々麺専門店が開店した。担々麺は大好きなので、開店早々に行って食べてみた。そして辛いだけで旨味は感じられない駄作だと思った。もう二度とこの店には来ないだろう。なぜなら若い頃と違ってラーメンは好きなだけ食べられるような代物ではない。月に一度と自制している。担々麺は普通のラーメンよりカロリーが高いので次のラーメンまで1ヶ月半は自粛しなければならない。だからラーメンを食べるときは満足できる美味しいラーメンを食べたい。それに万が一、数ヶ月語にまたこの店の担々麺を食べたくなってきて(カップラーメンを3日間毎食食べると、もう人生で二度とカップラーメンなど食べたくないと思うが、数ヶ月するとまた食べたくなることがある)も、多分その頃にはこの店は潰れて存在しなくなっているだろうと思った。

 その店が潰れずに今でもちゃんと営業している。食べログの評価は3.49だから、割とみなさん美味しく食べているようだ。考えられるのは開店当初より店長の腕が上がって美味しくなったとか?6年ぶりにその店に行ってみた。

 確かに最初に食べたときほど悪い印象はなかったので美味しくなっているようだ。まだスープに旨味が足りないような気がするが、パクチーが添えてあったり、テーブルに山椒が置いてあったりいい感じ。担々麺といえばホウレンソウと思っていたが、若い女性をターゲットに生き延びているのかもしれない。胡麻を客に擂らせるのもトンカツ屋みたいでアイデアかもしれない。(これも女性向きのアイデアだが)ただオイラの感覚では胡麻の量が圧倒的に少ない。3倍くらいは欲しいところ。


※写真は某サイトから無断で拝借

 ただスープの色と味に、いまはなき始皇帝のスープを思い出させてくれた。味は比べものにならないんだけれど。思い出させただけでもお手柄だといえる。

 さて、ここからが書きたかった老頭児の昔話だ。
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いっこの積木(141)

第7章 短篇前期(9手~11手詰)

新しい章に入る。
終わりも近づいてきた。
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。

風みどり 詰パラ1981.3

一頃「不動玉打捨てもの」というちょっと捻くれた作品を狙って作っていた。
捨駒は打ち捨てより捌き捨ての方が印象が良い。
不動玉にも何の意味もない。
そういう世間の評価に逆らっていきたい年頃って誰にもある……よね。

その中でも本作はもっとも好評を得ることができた。
同じ物を90度回転させて作ったものは不評だった。

人の心を動かす要素というのは本当に微妙なものなのだと学んだ作品だ。

  • 感想を貰えたら喜びます。
  • その感想は作品集に収録させていただく可能性があります。
  • 正解はこの下にあります。
  • 正解を見ての感想も歓迎です。

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長編詰将棋の世界(5) 5枚の桂馬を華麗に捌く

2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。
作意・変化は棋譜ファイルをダウンロードしていただくことにして省略します。
短評は詰パラ掲載時より増量します。(名前は伏せません(^^))
解説文は元に戻したり、削ったり、増やしたりする予定。

選題の言葉 (2010.03)

 聴講生を募集します。大学院が短大や大学より易しいのは事実。だが大学院は、解いて楽しむ方より、読んで並べて愉しむ方が多いのも現実だ。しかし一人で並べているだけでは勿体無い。この詰将棋と言う玩具、茶の湯や歌仙といった遊びと共通する所があるように思う。出題者と解答者が共同作業で芸術的な時空を創りだすという点である。下手でも上手でも参加すると言うことが必須なのだ。あとからログを眺めても本当の面白さは理解しえない。いやなに、聴講生と言っても面倒なことをしようと言うのではない。解答を読んでからでもいいので、感想や疑問をお寄せくださいと言うことなのだ。
 中筋作。収束キズあり。しかし内容は満足頂ける筈。菅野若島作。易しいがうっかりにご注意あれ。

確か1人も聴講生の応募者は居ませんでした(T_T)

中筋俊裕 詰パラ2010.3


棋譜ファイル

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