今回は2006年に発表された作品残り2作を並べる。
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詰将棋雑談(92) 香剥総浚[其の十八]
今回は2004年に発表された作品を並べる。
と書いてから調べてみたが、2004年には香剥がしが見つからない。
代わりに2003年にもう1作見つかった。
詰将棋雑談(91) 精妙21番
特典小冊子で次のような作品を並べていた。
六峯昇歩 風ぐるま1954.2
清水孝晏 将棋世界1994.4
谷秀男 詰パラ2001.8
いずれも同一手順といってよい5手詰だ。他にもこの筋の作品は数多く存在する。
そこへミーナさんが「この筋の元祖は精妙第21番だと思う」と教えてくれた。
(2023.8.28追記 T-Baseからの検索で当初「谷秀夫」としていましたが、パラを確認して「谷秀男」に修正しました。谷さん御免なさい。)
伊藤宗印 『将棋精妙』第21番
詰将棋雑談(90) 香剥総浚[其の十七]
今回は2003年に発表された作品を並べる。1作しか見つからなかった。
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詰将棋雑談(89) 香剥総浚[其の十六]
今回は2000年~2002年に発表された作品を並べる。
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詰将棋雑談(67) 離れていく馬
詰将棋入門(169)の無双26番を7手詰にしたのがいっこの積木(45)だ。
風みどり 日めくり詰め将棋カレンダー2010.8.7
自作の宣伝はともかく、この玉と馬が離れていくというアイデアを後生の作家たちはどのように実現したか。
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詰将棋雑談(88) 名言集(4)
プラトン 話というものは、すべてどのような話でも、ちょうど一つの生きもののように、それ自身で独立に自分の身体を持ったものとして組み立てられていなければならない。したがって、頭が欠けていてもいけないし、足がかけていてもいけない。ちゃんと真ん中も端もあって、それらがお互いどうし、また全体との関係において、ぴったりと適合して書かれていなければならない。(『パイドロス』)
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詰将棋雑談(87) 香剥総浚[其の十五]
1997~1998年には香剥作品の発表はなかったようだ。
今回は1999年に発表された作品を並べる。
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詰将棋雑談(86) 詰パラには「合」があった
話を一番最初から書くと、あるゲラに某氏が次のように赤を入れたのだ。
某氏はつい最近まで詰パラの担当を務めてきた現役バリバリの方なので間駒には「合」と注釈を入れる気が満々のようだ。
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詰将棋雑談(85) 誤解者多数
詰将棋つくってみたの課題24が罠のある詰将棋ということで、ちょっと雑談をしよう。
まず誤解者が解答発表をみての反応には大きく二通りあると思われる。
- おぉ! そうだったのか。やられたぁ。これは素晴らしい!
- あれ? ちゃんと詰ましたのになんで誤解なんだヨ!
作家は当然ながら上の反応をめざした創作をしなくてはならない。
下の反応は変別がらみででてくる誤解だ。これは避けられない場合もあるが……。
筆者は昔、誤解狙いで「変化曲詰」という創作を試みたことがある。
つまり一見曲詰なのだが、実は捨合をすると長くなり駒は余らないが曲詰にはならない。
想定される読者の反応は次のようなものだろう。
あれ?ここで間駒すると手数かかるみたいだけれど、まぁ曲詰が作意だよね。
(解答発表をみて)
なに?俺が誤解だって。
気を遣って曲詰になるように解答してやったのに、なんて仕打ちだ。
もうこの作者のアンチになってやる。
投稿は見合わせました。わざわざ評判を落としては作品を発表する意味がない。
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