復刊を望む詰棋書
1月末にとったアンケートの集計結果です。23人の方から回答がありました。
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4票 極光21 これは大勢の方が肯くことでしょう。『盤上のファンタジア』が復刊したときに同時に『極光21』も復刊してくれたら、もう一生河出書房新社についていきますと決心する所だったのに!
3票 饗宴 まだ覚えていてくれる人がこんなにいるなんて!
3票 将棋浪曼集 東西書房に問い合わせてみたら、案外まだ倉庫の奥に眠っていたりしないですかね。
2票 禁じられた遊び こんないい本をなんで長く売り続けないのだろう。オイラにはどうしても理解できません。
2票 将棋魔法陣 これも上製の立派な本ですが、あっという間に絶版売切れですか。
2票 怒涛 おぉ、山本昭一の『怒濤』。この本の名前が挙がるのは嬉しいです。
続いて1票入った本を列挙します。
この詰シリーズ,盤上のパラダイス,恋唄,華麗な詰将棋
『この詰2015』と『この詰2019』はまだ販売中です。
『この詰2010』と『この詰2012』が売切れていますね。
でも朗報があります。
若島さんが近いうちにJCPSのサイトを再構築して、そこでPDF販売を始める予定です。
楽しみですね。(あ、今のうちに気付いた誤植は連絡しておいた方が良いかもしれない)
ついでに他の本も期待したいですが、編集著作権があるから単純には実現しないでしょうか。
詰将棋手筋教室、詰将棋半世紀、近代将棋図式精選、将棋墨酔、昭和詰将棋秀局回顧録上・下
編集著作権といえば、これらの上製本はそれぞれ出版社がその権利を持っています。要望を送り続ければあるいはオンデマンド出版のような形で復活することもあるかもしれませんね。
現代詰将棋短編名作選は角さんも増刷を考えていると思います。もっと声を上げて背中を押してください。
80年代ショート詰将棋ベスト200、すなどけい、詰物語、極光、渓流、砂丘、四百人一局集、相馬康幸collection、大道棋辞典、秘手五百番/再録秘手五百番、漫陀楽
『漫陀楽』はついこの間まで販売していたのに買い逃してしまったんですね。
詰棋書はみかけたらとにかく買っておくのが吉です。
自分の力に見合わないと思っても、実はすぐに上達します。
ちょっと高いと思っても古書価格になるともっと高くなってしまいます。
同じような趣味の手品の本とかバックギャモンの本とか目が飛び出るような値段です。
詰棋書紹介の連載記事で紹介された絶版本全て(中古価格がゲーム機と同等では高すぎる・古本だと詰将棋作家にお金が入らない)、野口文庫の作品集全巻
まとめてきましたね(^^)。詰棋書紹介のindexは上の[連載記事]にあります。ときどき更新しています。
実はつみき書店は今年の全国大会に3冊持って行く予定です。
1冊は新刊。2冊は上に挙がっている本の中から2冊復刊しようと作業を進めています。
しかしオイラの仕事が遅いのでなかなか進んでいません。
週に2日ではとても間に合わないので土日も休みなしで働いているのですが……。
確かにと頷ける本ばかりですね。
私の頭に浮かんだのは、極光21、将棋浪曼集、禁じられた遊び、古今短編詰将棋名作選、古今中編詰将棋名作選でした。
極光21は、盤上のファンタジア新装版発売の際に、出版社のホームページ「この本の感想をお寄せください」欄へ復刊を熱望しますと書いて送りましたが、1人の力ではどうにもなりませんでした(苦笑)。振り返ると、盤上のファンタジア新装版の感想に書いたことと、公開不可を希望したことがよくありませんでした。
多くの詰将棋本は発売から数年で絶版になるため、発売に立ち会えなかった方や何らかの事情で購入できなかった方は、つみき書店やアカシヤ書店で購入、譲り受ける、借りる、オークションサイト・メルカリで購入するという手段を用いると思いますが、部数が少ないため行き届かない印象です。
興味がないので購入しないのは構わない一方、興味があるが絶版のため購入できないのは望ましくないと考えますので、復刊には賛成です。
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