橋本哲氏の飛角図式の傑作が修正されたと思われたが残念ながら余詰だった話は飛角図式の傑作が生還に書いた。飛角図式+龍鋸の夢は潰えたが、飛角図式+○○には他にどのような作品があるか復習しよう。
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「1_詰将棋」カテゴリーアーカイブ
長編詰将棋の世界(8) 芳醇な七種合煙
いっこの積木(143)
第7章 短篇前期(9手~11手詰)
新しい章に入る。
終わりも近づいてきた。
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
風みどり 詰パラ 1981.6改
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短篇競作展に出展したが余詰(たった7手の早詰!)であえなく失格。
護堂浩之 ちょっといい素材なのに……。
伊藤正 ねらいは12角~23香打あたりにありそう。ここ12角を同龍とした人が多く出たのですが後述の早詰の関係で救われました。
岡本正貴 桂の二段ハネも面白いですね。
詰将棋入門(206) 飛角図式の名作
長谷繁蔵 詰パラ1960.11
長谷繁蔵の名作。長谷氏は昨年末に亡くなられたそうで詰パラ2月号の名局ライブラリで紹介されたばかりだ。
『凌雲』『詰将棋探検隊』『四百人一局集』にも掲載されている有名作品。でも「入門」だから有名作品こそ紹介しなければならぬ。「入門」流に図面を多数使用して詳細に解説することも意味あることだろう。このブログの読者は詰パラといえばスマホ詰パラと思っていらっしゃる方もいるはずであるし。
高木秀次『千早城』に登る(11)
長編詰将棋の世界(7) 煙サブセットの地平を拓く
2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。
選題の言葉 (2010.04)
「面白いと思った順に採用します」と宣言したが、実際に並べることが出来るのは僅か月に二作。それが両題とも難解作では解答者も大変だ。また同じ作者ばかりでも変化がない。自分でやってみると撰題というものも難しいものだとわかる。
しかし、今月は完璧だ。撰題の言葉を仮にここで切り上げて以下白紙でも読者諸賢に通じることと思う。しかしあえて蛇足を描こう。
まずは作者名を見よ。この二人の名前を見て通り過ぎる方がいたら詰将棋という趣味を考え直した方がいい。この美しい初形を見よ。このお二人の貴婦人の飾り立てた衣装を一枚一枚剥ぎ取ってみたいと思わない男性がいたら(編集部:読者には女性もいらっしゃるので以下削除させていただきました)
岡村孝雄 「Fireflies」詰パラ2010.4
棋譜ファイル
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Tweet詰将棋創作チョー入門(18) 柿木を使って作品鑑賞(2)
この連載は余詰の検討に柿木将棋をツールとして使用していきます。購入方法・インストールの仕方は第1回。基本的な使い方は第2回を参照してください。
本日は、【継続対局】ボタンの使い方です。
赤で囲ったボタンです。
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いっこの積木(142)
第7章 短篇前期(9手~11手詰)
新しい章に入る。
終わりも近づいてきた。
短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
風みどり 風みどりの玉手箱 2004.9.28
どこに発表したか……まったく記憶にない。
もしかしたら造っているうちにあまりに形が悪くなったのでそのままにしたのかもしれない。
だったらここに出さないでスマホ詰パラに投稿するとか鯨さんに素材として渡すとかすればいいじゃんと思うけど、もうこの「いっこの積木」の連載用に番号つけてしまっているから色々面倒なのだった。あ、1つくらい番号がとんでも誰も気づかないかな?
荒川さんから「つみき書店ブログ」の前身「風みどりの玉手箱」で発表されていると教えていただきました。
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死せる孔明、生ける仲達を走らす?
詰将棋入門(205) 紛れで不成とするための合駒
長谷繁蔵 詰パラ1962.9
本作は森田手筋ではないが、森田正司1959や北川邦男1960に影響を受けていた可能性は高いと思う。しかし本作の面白さはまたちょっと違ったところにある。
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